ロコモティブシンドロームの様々な疾病、症状を紹介していきます。
多くの人々は自分が高齢になっていくことに不安を持っています。「わが国の一般生活者の高齢社会に対する意識調査」によると、約83%の人が不安を感じているそうです。その理由は「自分が寝たきりの動けない状態になる」、「痴呆症になって要介護となってしまう」、「重い病気になる」、「収入がなくなる」、「配偶者の病気や介護」の順になっていて、寝たきりや病気、介護に関する不安が大きいのがわかります。ただ、「ロコモティブシンドローム」という概念が比較的新しくできたものであるからか、一般生活者が高齢になったときに患う病気として心配しているのは、がん、認知症、脳血管障害、心臓疾患の順となっており、運動器疾患との因果関係についての認識度はさほど高くありません。高齢といえば、病例の中でも骨粗鬆症は、当然高齢者に多いことが知られていますが、最近は若年化の傾向もあるのです。その原因のひとつはダイエットです。若い女性などがダイエットで極端な食事制限を続けている場合は、ホルモンバランスの崩れによって骨量の減少が進み、若くして骨粗鬆症となる可能性があるようです。目先の体重減少を優先したダイエットは、将来的な骨粗鬆症の発症リスクを高めているのです。又、カップラーメン等、インスタント食品を好む人が多いようですが、これらにはカルシウムの排泄を促進する「リン」が含まれて、食べすぎると骨量の減少につながります。骨粗鬆症以外にも「ロコモティブシンドローム」に近づく要因なので、若いうちから生活の見直しに努めましょう。