ロコモティブシンドロームの治療方法についてご紹介いたします。

■ロコモティブシンドロームの治療

ロコモティブシンドロームの治療方法についてご紹介いたします。

まず、前述の体操やウォーキングなどが可能な人の場合は是非これを実施することが大切だといえます。原因がはっきりと病気の場合は、それぞれ専門の治療との並行治療となります。例えば、骨粗鬆症の場合ですが、発症原因は今でも不明とはなっていますが、基本的に全ての人を対象として、特に中年期をすぎてから骨量は減少していくことに加えて、喫煙や飲酒、ビタミンやカルシウムの不足など栄養バランスの悪さ、更に運動不足など、日常の生活における様々なマイナス要因が複合的に作用して、骨密度を下げていくことは、疑いのないところでしょう。症状が軽いうちに生活改善を行うことで進行を和らげることは充分可能です。特に高齢者の食事では、800㎎程のカルシウムを摂取して、ようやく骨量がマイナスにならなくなる位なので、日常からカルシウムの多い食品、例えば乳製品、大豆製品、小魚類などの摂取と、その消化吸収を高めるためのビタミンDの多い食品、例えばさけ、さば、まぐろ、いわしなどの魚類の摂取が、不可欠となります。基本的な治療としては「食事療法」「運動療法」「薬物療法」の三つが行われますが、既に骨粗鬆症になっている場合は「薬物療法」に重点が置かれます。これは、性別、状態、目的に応じて、骨密度を高めるための骨吸収抑制剤、骨形成促進剤に加えて、ビタミン、カルシウム製剤など、あらゆるタイプの薬が使用されることになります。他の病気については、このコーナーでは割愛しますが、専門の治療と生活改善に正面から努めることが大変重要です。

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